
自分らしいキャリアで輝く人
地域で輝く人たちのキャリアモデルやキャリアパーツを取材し発掘していきます。今まで気が付かなかったキャリアパーツを発信していきます。
視覚障害を持ちながら拓く新たなキャリアの形
T.Hさんは、19歳の時に事故により視覚障害を負いました。当時、就職活動を試みるも、視覚障害があることで選択肢が限られている現実に直面しました。相談を重ねた結果、鍼灸の道を勧められ、指先の感覚を大切にするために大好きだったギターを諦めざるを得ませんでした。
しかし、60歳を超えたT.Hさんは「新たな挑戦をしよう」と決意を新たにし、ギター演奏を再開。
現在では東京都主催のコンサートにも出演し、音楽活動にも積極的に取り組んでいます。
長年にわたり鍼灸マッサージ院を経営する一方で、品川区視覚障害者福祉協会の理事としても活躍されています。その活動の一環として、小学校への出前授業を行い、子どもたちに「視覚障害があってもギターを弾いたり、スマホを使ったり、多くのことができる」というメッセージを伝えています。
授業の中でT.Hさんがギターを演奏すると、子どもたちは驚き、後日素敵な手紙を送ってくれることもあるそうです。「子どもたちの反応がとても嬉しい」と語るT.Hさんは、視覚障害者としての新しい可能性を切り開き続けています。
私たちは、T.Hさんに「ブラインドIoTライフ実践家」というキャリアパーツを提案しました。視覚障害者の自立を支援するためのIT活用を進めながら、地域社会との架け橋となる活動を続けています。
もし出前授業やギター演奏に興味がある方は、ぜひお気軽にご連絡ください。T.Hさんの活動を通じて、新たなキャリアの形を発見し、視覚障害のある方々にとっての新しい未来を切り開くきっかけとなれば幸いです。

T.Hさん

←前ページに戻る